正月太りする人・しない人の決定的な違い|何日で戻る?焦るべき人・放置でいい人
正月明け、体重計に乗ってこんな不安を感じていませんか?
「やっぱり正月太りした…」
「このまま戻らなかったらどうしよう」
ですが結論から言うと、
正月太りする人・しない人の差は“食べ過ぎ”ではありません。
多くの場合、正月明けに増えた体重の正体は
👉 脂肪ではなく「水分・内容物・生活リズムの乱れ」です。
ただし、
判断を間違えると“戻るはずの体重”が脂肪として定着してしまうことも。
この記事では、
- 正月太りの正体
- 何日で戻るのか
- 焦るべき人・放置でいい人の違い
を科学的根拠ベースで明確に切り分けて解説します。

正月太りの正体|増えた体重=脂肪ではない理由

正月明けに体重が増えると、
「脂肪がついた」と思いがちですが、その多くは脂肪ではありません。
体重増加の正体は、主に次の3つです。
① 水分量の増加(最も多い原因)
年末年始は、
・塩分の多い料理
・炭水化物(ご飯・餅・お酒の締めなど)の摂取増加
が重なりやすく、体は水分を溜め込みやすい状態になります。
糖質はグリコーゲンとして体内に貯蔵される際、1gあたり約3gの水分を一緒に保持する性質があります。
そのため、糖質量が増えるだけで体重は簡単に1〜2kg増加します。
👉 これは脂肪増加ではなく、一時的な水分増加です。
(※グリコーゲンと水分保持に関する生理学的知見より)
② 消化管内容物の増加
年末年始は食事回数・食事量ともに増えやすく、
・胃や腸の中に
・まだ体外に排出されていない食べ物
が残っているだけ、というケースも少なくありません。
これは体脂肪とは無関係な“重さ”であり、
食事量が落ち着けば自然に解消されます。
③ 生活リズムの乱れ
正月期間は、
・就寝時間の後ろ倒し
・活動量の低下
が起こりやすく、これにより
・むくみ
・一時的な代謝低下
が重なり、体重が増えやすくなります。
特に睡眠不足は、
体内の水分調節やホルモンバランスにも影響し、「太ったように見える」状態を作りやすくなります。
正月太りする人・しない人の決定的な違い

正月太りしない人の特徴
✔ 体重増加を「一時的」と理解している
✔ 極端な食事制限をしない
✔ 生活リズムを自然に戻す
✔ 数字より行動を重視する
👉 脂肪になる前に自然と戻る
正月太りする人の特徴
❌ 体重増加=脂肪だと誤解
❌ 食事量を急激に減らす
❌ 有酸素運動をやり過ぎる
❌ ストレスで過食に戻る
👉 「焦り」が脂肪化を招く
正月太りの分かれ道は、
食事量ではなく「焦ったかどうか」です。
正月太りは何日で戻る?【科学的な目安】

放置で戻る人の条件(生理的リセットの範囲)
- 体重増加:1〜2kg以内
- 増加期間:3〜7日程度
- 正月明けに食事量・時間帯が通常に戻っている
実際、短期間の過食による体重増加は、
摂取量と生活リズムを元に戻すことで3〜7日ほどで自然に解消されるケースが多いと報告されています。
これは、短期的な体重増加の多くが体脂肪ではなく、体内水分量やグリコーゲン貯蔵量の増加によるものであることが示されているためです。
参考:
Measurement of body composition in response to a short period of overfeeding
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25208693/
👉 無理な調整をせず、生活を“元に戻す”だけで十分
対処が必要な人の条件(脂肪化リスクゾーン)
- 体重増加:3kg以上
- 正月明けから2週間以上、高止まりしている
- 間食・夜食・甘い飲料が習慣化したまま
この状態では、一時的な水分増加ではなく、
エネルギー過剰状態が継続し、体脂肪として定着し始めている可能性があります。
短期間であれば主に体内水分量やグリコーゲンの増加ですが、
過食状態が1〜2週間以上続くと、余剰エネルギーは脂肪組織として蓄積されやすくなることが示されています。
参考:
Effects of short-term overfeeding on body fat accumulation
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25208693/
特に注意すべきなのが、以下の2点が同時に重なるケースです。
・夜間の糖質・脂質摂取
・睡眠不足による食欲ホルモン(レプチン・グレリン)の乱れ
夜間はインスリン感受性が低下し、
同じ糖質量でも脂肪合成が促進されやすい時間帯であることが、概日リズム研究で報告されています。
参考:
Circadian rhythms, insulin action, and obesity
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23419825/
さらに、睡眠不足は
・食欲抑制ホルモン「レプチン」の低下
・食欲促進ホルモン「グレリン」の増加
を引き起こし、過食と体脂肪増加を助長することが確認されています。
参考:
Short sleep duration increases hunger and appetite
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18591489/
👉 この場合は「放置」ではなく、生活習慣の立て直しが必要
焦るべき人・放置でいい人【即判断チェック】

放置でOKな人(経過観察で十分)
✔ 正月明けから 7日以内
✔ 食事量・食事内容が ほぼ通常に戻っている
✔ 体重増加よりも むくみ感・張り感が強い
✔ 便通や睡眠リズムに 大きな乱れがない
👉 この場合、増えているのは主に
水分・グリコーゲン・一時的な腸内容量。
数日〜1週間で自然に戻るケースが大半です。
今すぐ対処すべき人(生活習慣の立て直しが必要)
❌ 2週間以上体重が高止まりしている
❌ 食事内容が正月前の状態に 戻っていない
❌ 甘い飲料・間食・夜食が 習慣化している
❌ 寝不足・夜更かしが続いている
👉 この状態では、
一時的な水分増加ではなく、体脂肪として定着し始めている可能性があります。
早めに食事リズム・摂取内容を整えることが重要です。
正月太りを最短で戻す正解行動【王道】

正月太り対策で重要なのは
「頑張ること」ではなく「元に戻すこと」です。
① 食事量は「減らす」のではなく「戻す」
正月明けにやりがちなのが、
急激に食事量を減らすこと。
しかし必要なのは、
正月前の食事量・食事リズムに戻すだけです。
短期間の過食による体重増加は、
摂取量と生活リズムを元に戻すことで
3〜7日ほどで自然に解消されることが多いと報告されています。
(体脂肪ではなく、水分・グリコーゲン由来の増加が中心)
▶ 参考:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5639963/
(短期的体重変動とエネルギーバランスのレビュー)
・極端な制限 → 代謝低下・反動過食
・通常量に戻す → 自然に体重が戻る
👉 減量スイッチを入れる必要はありません。
② たんぱく質と野菜を「意識的に増やす」
食事量を戻す際は、
内容の優先順位が重要です。
特に意識したいのはこの2つ。
たんぱく質
・筋肉量の維持
・基礎代謝の低下防止
・満腹感の持続
高たんぱく食は、
減量期・体重調整期において
除脂肪量の維持とリバウンド防止に有効とされています。
▶ 参考:
https://jissn.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12970-021-00443-7
(Antonio et al., 2021)
野菜
・血糖値の急上昇を抑制
・腸内環境のリセット
・過食予防
食物繊維の摂取は、
食後血糖上昇とエネルギー過剰摂取を抑えることが示されています。
▶ 参考:
https://www.who.int/publications/i/item/9789241549028
(WHO:食物繊維と肥満リスク)
👉 「減らす」より「入れ替える」意識が正解。
③ 活動量は“軽く”戻すだけで十分
正月太り解消に、
ハードな運動は必要ありません。
おすすめは、
日常の中の活動量を戻すこと。
・散歩
・通勤時に歩く距離を増やす
・エレベーターより階段を選ぶ
NEAT(日常生活活動量)の増加は、
体脂肪増加を防ぐ重要因子とされています。
▶ 参考:
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0002916522004333
(Westerterp, NEATとエネルギー消費)
👉 これだけで水分・むくみは抜けやすくなります。
④ 睡眠を最優先で整える
見落とされがちですが、
睡眠は正月太り解消の最重要項目です。
睡眠不足が続くと、
・食欲増進ホルモン(グレリン)増加
・満腹ホルモン(レプチン)低下
・脂肪合成の促進
が同時に起こります。
▶ 参考:
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/205012
(睡眠不足と食欲ホルモンの関係)
👉 「まず寝る」だけで体重が動き出す人も多いです。
絶対にやってはいけないNG行動

正月太りで失敗する人の多くは、
「体重を戻そうとして、逆に脂肪を増やす行動」を選んでしまいます。
以下は、正月太りを“脂肪化させる最短ルート”です。
❌ 断食・極端な糖質制限
正月明けに最も多い失敗が、
「食べなければ戻るはず」という極端な制限。
しかし短期的な断食や糖質制限は、
・基礎代謝の低下
・筋肉量の減少
・反動による過食
を招きやすく、
結果的に脂肪が落ちにくい体を作ってしまいます。
実際、エネルギー摂取を急激に下げると
安静時代謝量が低下することが報告されています。
▶ 参考:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15615615/
(極端なエネルギー制限と代謝低下)
👉 正月太りは「削る」より「戻す」が正解。
❌ いきなり毎日ランニング・過剰な運動
「運動で取り返そう」と
急にランニングを始めるのも逆効果です。
過度な有酸素運動は、
・疲労・ストレス増加
・食欲増進
・継続不能 → リバウンド
につながりやすくなります。
運動量の急増は、
食事摂取量の増加を引き起こしやすいことも示されています。
▶ 参考:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4429709/
(運動と代償的摂食行動)
👉 正月明けは「軽く動く」で十分です。
❌ 自分を責める思考
見落とされがちですが、
メンタル面の失敗も正月太りを長引かせます。
「太った自分はダメだ」と責める思考は、
・ストレスホルモン(コルチゾール)増加
・甘いもの・高脂質食への欲求増大
・過食の引き金
になりやすいことが分かっています。
▶ 参考:
https://academic.oup.com/ajcn/article/93/5/1019/4597739
(ストレスと過食・脂肪蓄積)
👉 正月太りは“失敗”ではなく、誰にでも起こる一時的変化です。

まとめ|正月太りは「知っている人」ほど早く戻る

正月太りの多くは、
脂肪ではなく一時的な変化です。
・水分量の増加
・食事量の一時的な上振れ
・生活リズムの乱れ
これらが重なった結果、
体重が増えて見えているケースがほとんどです。
だからこそ、
✔ 焦って減らそうとした人ほど失敗し
✔ 落ち着いて「元に戻した人」ほど早く戻ります。
正月太りは、
ダイエットを始める合図ではありません。
必要なのは
「さらに頑張ること」でも
「自分を追い込むこと」でもなく、
正月前の生活に、静かに戻ること。
体は、正しく扱えば必ず応えてくれます。
そしてそれは、
極端な努力よりも、ずっと確実な方法です。
FAQ
Q. 正月太りは本当に自然に戻りますか?
A. はい。数日〜1週間程度の体重増加であれば、多くは水分量や生活リズムの乱れによるものです。
食事量・睡眠・活動量を正月前の状態に戻すだけで、1週間前後で自然に戻るケースが多いとされています。
Q. 正月太り解消に運動は必要ですか?
A. ハードな運動は不要です。
散歩や通勤時の歩行など、日常の活動量を戻す程度で十分です。
急に運動量を増やすと、疲労や食欲増進につながり、逆効果になることもあります。
Q. 何kg増えたら脂肪だと考えるべきですか?
A. 短期間(数日〜1週間)で2kg以上増えても、ほとんどは水分増加です。
脂肪として定着するかどうかは、「増えた量」よりもその状態がどれだけ続いているかが重要です。
Q. ダイエットを始めるべきタイミングはいつですか?
A. 目安は2週間以上体重が戻らない場合です。
この段階では生活習慣の乱れが定着し始めている可能性があるため、初めて「調整」が必要になります。
参考文献
体重増加の正体・短期過食
- Measurement of body composition in response to a short period of overfeeding
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25208693/ - Effects of short-term overfeeding on body fat accumulation
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25208693/
グリコーゲン・水分保持
- Body glycogen storage and associated water retention
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK534804/
概日リズム・脂肪蓄積
- Circadian rhythms, insulin action, and obesity
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23419825/
睡眠と食欲ホルモン
- Short sleep duration increases hunger and appetite
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18591489/ - Sleep curtailment and metabolic risk
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/205012
たんぱく質・体組成維持
- International Society of Sports Nutrition position stand: protein and exercise
https://jissn.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12970-021-00443-7
食物繊維・肥満予防
- WHO – Diet, nutrition and the prevention of chronic diseases
https://www.who.int/publications/i/item/9789241549028
NEAT・日常活動量
- Physical activity and energy expenditure in humans
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0002916522004333
極端な制限のリスク
- Metabolic adaptation to caloric restriction
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15615615/
運動と代償的摂食
- Exercise-induced compensatory eating
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4429709/
ストレス・脂肪蓄積
- Stress-induced eating and obesity
https://academic.oup.com/ajcn/article/93/5/1019/4597739
BEYOND 大森海岸店のお知らせ

忙しい毎日のなかでも、「ちょっとした選び方」で体は確実に変わっていきます。
食事の知識を持つことはもちろん、それをどう日常に落とし込むかが大切です。
BEYOND 大森海岸店では、こうした日々のライフスタイル改善をプロのトレーナーがサポートしています。
「無理なく続けられるダイエットを始めたい」「正しい食事選びを知りたい」という方は、ぜひこちらもご覧ください。
https://beyond-omori.com/media
【店舗詳細】
BEYOND 大森海岸店
〒140-0013 東京都品川区南大井3丁目33−7 大森海岸8ビル 3F
電話番号 090-4637-7324
営業時間 10:00~22:00
▶ BEYOND 大森海岸店 公式サイト
https://beyond-omori.com/
▶︎体験トレーニングはコチラから

LINE@ID:@407uizhd
※ご登録後、お名前を添えたメッセージをご送信ください!
お問い合わせは、上記LINE@以外にもHPのお問い合わせフォームやお電話にて承っております。
皆様のお問い合わせをお待ちしております!





コメント