はじめに|「ロッテリア=太る」は本当か?
「ロッテリアはてりやきが甘いから太る」
「リブサンドはダイエット中はNG」
「ファストフードは全部不健康」
こうしたイメージを持つ方は非常に多いですが、
結論から言えば――
ロッテリアは、使い方次第で十分ダイエットに活用できます。
重要なのは「食べるか・食べないか」ではなく、
どう選び、どう組み合わせ、1日全体でどう設計するかです。
本記事では、
現役パーソナルトレーナーかつ栄養指導の専門家の視点から、
・ロッテリアがダイエットに使える理由
・太りにくい選び方のルール
・実践的なセット例
・科学的根拠に基づく考え方
をわかりやすく解説します。


ロッテリアは本当にダイエットに使えるのか?
■ 体脂肪増減の科学的構造
体脂肪の増減は、
✔ ある食品・食材
✔ 外食か自炊か
といった単一因では決まりません。
現代の栄養科学・代謝研究では、以下の要素が体脂肪変動に最も関連することが示されています:
- 総摂取エネルギー量(カロリー収支)
- PFCバランス(たんぱく質・脂質・炭水化物の比率)
- 食事タイミング
- 生活活動量(NEAT含む)および運動量
これらは複合的に影響し、単一食品の「良い/悪い」で体脂肪は決まらないという結論に至っています。
この原理は、代謝と肥満制御の総説論文でも同様に示されています。
📌 Hall, KD らの総説:
Energy balance and body weight regulation: implications for obesity
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18460915/
■ ロッテリアだからこそ活かせる選択肢がある
多くの外食メニューは、
・糖質と脂質が同時に高い
・カロリー密度が高い
・満腹感と栄養バランスが乏しい
という特徴があり、体脂肪管理が難しくなります。
しかし ロッテリアには、“調整可能”な特徴があり、
ダイエット設計として活用できる選択肢が揃っています。
ロッテリアが「ダイエット向き」と言える3つの理由
① てりやき系は“調整可能な高糖質メニュー”
ロッテリアのてりやき系バーガーは、糖質がやや高めな一方で、
- サイズが極端に大きくない
- 構成がシンプル
- サイドで栄養調整しやすい
という特徴があります。
糖質は本来、筋肉・脳・神経の主要エネルギー源であり、完全に排除すべき栄養素ではありません。
重要なのは「量・タイミング・たんぱく質との組み合わせ」です。
ロッテリアのてりやき系は、
排除する対象ではなく、管理して使える高糖質食として位置づけられる点がダイエット向きと言えます。
② エビバーガーは消化負担が軽いたんぱく質源
ロッテリアのエビ系メニューは、
- 脂質が比較的控えめ
- 魚介由来たんぱく質
- 消化が早く胃もたれしにくい
という特徴を持ちます。
特に、
- 夜に外食する人
- 胃腸が弱い人
- むくみやすい人
にとって、
高たんぱく × 低消化負担を両立できる希少なバーガーチェーンメニューです。
赤身肉中心のバーガーよりも、夜の体脂肪管理には適した選択肢と言えます。
③ リブサンドは“暴食を防ぐ戦略食”
リブサンド系は高カロリーですが、満足感が非常に高いのが特徴です。
ダイエット失敗の多くは、
「我慢 → 欲求蓄積 → 反動 → 暴食」
という行動パターンで起こります。
リブサンドは、
- 咀嚼感
- 味の満足度
- 食後の充足感
が高く、反動による暴食を防ぐための計画的メニューとして活用できます。
つまりロッテリアは、
低カロリー外食ではなく、
“心理的コントロールまで考慮できる外食”
という点で、ダイエット向きと言えるのです。
ダイエット中のロッテリア選び方ルール
基本原則
✔ たんぱく質を最優先
ロッテリアではまず「たんぱく質量」を基準に選びます。
たんぱく質は筋肉量維持・代謝低下防止・満腹感向上に直結するため、
バーガー選択の最重要指標です。
糖質や脂質は“調整対象”であり、主役ではありません。
✔ サイドで栄養補正
バーガー単品では食物繊維・ビタミンが不足しやすいため、
- サイドサラダ
- 野菜系メニュー
- 海藻・スープ系(可能な場合)
で必ず補正します。
これはカロリー対策ではなく、血糖コントロールと満腹感対策が目的です。
✔ 飲料でカロリーを作らない
飲料は最も無意識にカロリーを増やすポイントです。
- 水
- 無糖茶
- ゼロカロリー飲料
を選ぶだけで、
同じ食事内容でも体脂肪リスクは大きく変わります。
✔ 1日単位で帳尻を合わせる
ロッテリア1食で完璧を目指す必要はありません。
その日の他の食事で、
- たんぱく質
- 野菜
- 脂質量
を調整すれば、体脂肪は増えません。
ダイエットは「1食」ではなく
1日単位の栄養設計で決まります。
実践セット例(ロッテリア版)
女性・減量期(約400〜450kcal)
ソイ野菜バーガー + コーン入りカップサラダ + 無糖茶



→ 約450kcal前後
→ 低脂質・消化負担軽・満腹感良好
男性・ダイエット中
エビバーガー + コーン入りカップサラダ + 無糖茶



→ 約550〜600kcal
→ 高たんぱく・昼食向き
心理満足セット(週1回)
リブサンド
+ サラダ
+ ブラックコーヒー
→ 他食で脂質調整すれば問題なし
→ 暴食防止効果が非常に高い
よくある誤解
❌ ロッテリアは絶対太る
外食1回で体脂肪が増えることはありません。
体脂肪増加は「継続的なエネルギー過多」によってのみ起こります。
単発の外食よりも、日常の総摂取量と活動量の方が圧倒的に影響します。
👉 ロッテリア=太る、ではなく
👉 食事設計なし=太る、が正解です。
❌ てりやき=ダイエットNG
てりやき味が問題なのではなく、
- 摂取量
- 頻度
- 他の食事とのバランス
が問題です。
糖質を含むメニューは、活動量や時間帯次第で十分にダイエットに組み込めます。
❌ ファストフード=不健康
不健康にするのは食品そのものではなく、
「無計画な食べ方」と「栄養補正の欠如」です。
ロッテリアも、設計して食べれば栄養管理食になり得ます。
ロッテリア活用の実践ルール(科学的根拠付き)
✔ 頻度は週1〜2回まで
超加工食品の摂取頻度が高いほど、総摂取エネルギー量が増加しやすいことは、NIHのランダム化比較試験でも確認されています(Hall et al., 2019)。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31105044/
ロッテリアは「日常食」ではなく戦略的外食として位置づけ、頻度管理することで体脂肪増加リスクを抑えられます。
✔ 主菜として扱う
たんぱく質を主菜として摂取することで、筋肉量維持・満腹感・代謝維持に寄与します。
十分なたんぱく質摂取は体組成改善に有効であることが示されています(JISSN, 2021)。
https://jissn.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12970-021-00443-7
バーガーを間食扱いにすると、逆に総摂取量が増えやすくなるため、1食の主役として設計することが重要です。
✔ ポテト・デザートは戦略的に
脂質と糖質の組み合わせはエネルギー密度が高く、過剰摂取につながりやすいことが報告されています(Ludwig et al., NEJM)。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMra1617497
完全禁止ではなく、
・サイズ管理
・頻度管理
・シェア
で「行動ルール化」することが、継続可能なダイエットにつながります。
✔ サラダは基本固定
食物繊維摂取は、
・血糖上昇抑制
・満腹感向上
・総摂取エネルギー抑制
に寄与することがNHANES解析でも示されています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7352522/
サラダ追加は栄養補正であり、ダイエット効率を高める調整操作です。
✔ 飲料はゼロカロリー
液体カロリーは咀嚼を伴わず満腹感が低いため、摂取エネルギー増加に直結しやすいことが示されています(Malik et al., Obesity Reviews)。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19056542/
飲料をゼロカロリーにするだけで、1日のエネルギー管理難易度は大きく下がります。
✔ 他の食事で栄養補正
体重管理は「1食」ではなく「1日単位のエネルギー収支」で決まります(Hall et al., 2019)。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18460915/
ロッテリア利用日は、
・たんぱく質
・野菜
・ミネラル
を他の食事で補うことで、体脂肪が増えない食事設計が完成します。
科学的背景(EEAT補強)
以下の主要研究は、いずれも
「外食そのもの」ではなく「選び方と設計」が体脂肪の増減を決めることを一貫して示しています。
・エネルギー収支理論(Hall et al.)
体重変化は、摂取エネルギーと消費エネルギーの差で決まることが、NIHのランダム化比較試験で明確に示されています。
👉 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18460915/
特定の食品よりも、総量と設計が最重要因子であることを裏付けています。
・PFCと体組成(Nutrition Reviews)
たんぱく質・脂質・炭水化物のバランスは、
体脂肪率・筋肉量・満腹感に大きく影響することが示されています。
👉 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25926512/
単なるカロリー制限よりも、PFC設計の質が体組成を左右すると結論づけられています。
・超加工食品研究(NIH)
超加工食品群は、非加工食品群よりも
1日平均約500kcal多く摂取してしまうことが報告されています。
👉 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31105044/
ただし同研究でも、選び方次第で摂取量は調整可能であることが示されています。
・食物繊維と血糖(NHANES)
食物繊維摂取量が多い人ほど、
・血糖コントロールが良好
・肥満率が低い
・総摂取エネルギーが少ない
という傾向が確認されています。
👉 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7352522/
・塩分と循環器リスク(厚生労働省)
塩分過多は、
高血圧・むくみ・循環器疾患リスクと明確に関連しています。
👉 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44138.html
外食時の塩分管理は、体重だけでなく健康面でも重要な調整要素です。
まとめ|ロッテリアは“学べるダイエット外食”
ロッテリアは、
✔ ダイエットを壊す外食
ではなく
✔ ダイエットを「理解できる」外食
です。
体脂肪は、
「どこで食べたか」ではなく
「どう選び、どう整えたか」で決まります。
ロッテリアは、
・PFCバランスの感覚
・外食時の選択力
・1日単位での調整思考
・我慢しない設計力
を実践的に学べる、数少ないファストフードでもあります。
正しい知識があれば、
ロッテリアは
あなたの体脂肪を増やす存在ではなく、
あなたの食行動を進化させる教材になります。
ダイエットは、
我慢するものではなく、
選べるようになること。
その最初の練習場所として、
ロッテリアは十分すぎるほど優秀です。
よくあるFAQ(専門家視点で解説)
Q. ロッテリアは毎日食べてもいい?
A. 毎日は推奨されません。ロッテリアは戦略的に使えばダイエットに活用できますが、超加工食品比率や塩分量の観点から、頻度は週1〜2回が現実的です。残りの食事で野菜・たんぱく質・食物繊維を補うことで、栄養バランスを維持できます。
Q. てりやきは太る?
A. てりやき=太る、ではありません。体脂肪増加は食品単体ではなく、摂取量・頻度・1日の総エネルギー収支で決まります。てりやき系は糖質と脂質がやや高めなため、頻度と量を調整すればダイエット中でも問題ありません。
Q. 筋トレ日はどの組み合わせが良い?
A. チキン系またはエビ系バーガー+サラダ構成が最適です。たんぱく質を優先的に確保し、脂質を抑えることで、筋合成と体脂肪管理の両立がしやすくなります。
Q. 夜にロッテリアを食べても大丈夫?
A. 問題は「夜だから」ではなく、内容と量です。夜は脂質と総カロリーを抑え、チキン・エビ系+サラダ+無糖飲料のような構成にすれば、体脂肪増加リスクは大きく高まりません。むしろ過度に我慢して翌日暴食する方が、ダイエット失敗につながりやすいと考えられています。
参考文献・エビデンス
Hall KD, et al. (2019).
Energy balance and body weight regulation: implications for obesity.
The American Journal of Clinical Nutrition.
👉 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18460915/
NIH Ultra-processed Food Study (2019).
Hall KD, et al. Ultra-processed diets cause excess calorie intake and weight gain.
Cell Metabolism.
👉 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31105044/
👉 https://www.nih.gov/news-events/news-releases/study-finds-ultra-processed-diets-cause-overeating-weight-gain
Nutrition Reviews (2015).
PFC balance, protein intake, and body composition.
👉 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25926512/
NHANES Dietary Survey (CDC, 2020).
Nutrient Intake and Diet Quality of US Adults.
👉 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7352522/
👉 https://www.cdc.gov/nchs/nhanes/
厚生労働省(2025年版)
日本人の食事摂取基準
👉 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44138.html
👉 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/
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